漢方について

先進漢方治療医学講座及び大学病院漢方内科では主として漢方薬治療、針灸治療の臨床、教育、研究を行っています。漢方の源流は中華文明の一部をなす中国伝統医学で、記録に残るだけで凡そ二千年の歴史があります。

漢方の治療手段は主として養生、気功、生薬、鍼灸、按摩です。医師は患者を自らの五感(視る、聞く、嗅ぐ、触る、話を聴く)を用いて診察し、弁証と呼ばれる独自の理論体系に基づいて診断し、これらの治療を行います。漢方では生薬を単独で使うことは稀で、本草学という学問に基づいて様々に組み合わせて用います。この組合せが処方或いは方剤と呼ばれ、葛根湯、補中益気湯などと言う名前で通常“漢方薬”として用いられるものです。弁証による診断とこれら生薬の組合せがぴたりと一致したとき、漢方薬は著効を示すことになります。この様な漢方診療はまだ殆どが経験の集大成であって、その修得には一定の臨床修練が欠かせません。一方で、その効果の検証とメカニズムの解明も急務です。当講座では優れた漢方医の育成に努めるとともに、こうした科学的検証を積極的に進めています。
東北大学病院 漢方内科
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